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クレジットカードを使いすぎてしまう方に読んで欲しい6つの対処法

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カードを使いすぎてしまう方に読んで欲しい6つの対処法

クレジットカードを持っていると、ついつい使いすぎてしまう!という方、結構いますよね。実際、クレジットカード払いは現金払いと違ってお金を使っている感覚が乏しいため、後先考えずに高額な洋服やバッグを購入してしまった…なんて経験を持っている方は多いと思います(私も経験あります)。

そこで今回はついついクレジットカードを使いすぎてしまうという方のために、どうすれば使いすぎないようにすることが出来るのか?といった6つの対処法を詳しく紹介してみたいと思います。強制編、心理編と2種類に分けてそれぞれ3つずつ紹介させていただきますので、この記事をすべて読みおわった頃にはクレジットカードを現金同様、使いこなせるようになるはずですよ。

クレジットカードを使いすぎてしまう場合の対処法 見出し:

クレジットカードを使いすぎないようにする方法 強制編:

まずは強制的にクレジットカードを使いすぎないようにする方法です。買い物をしたい欲求に勝つ自信がないという方は、こちらの強制編を主に実践してみてください。

1.クレジットカードの利用限度枠を縮小する:

買い物中の暮角べんり君クレジットカードを使っている方ならご存知のように、クレジットカードには利用限度枠と呼ばれる『この金額までならこのクレジットカードを使って買い物ができますよ』という上限金額のようなものが設定されています。

この利用限度枠、実はクレジットカード利用者側(みなさん)で自由に変更することが可能。例えば現在30万円に設定されている利用限度枠を、利用者の意思で20万円にも10万円にも変更することが出来るのです。

結局、クレジットカードをどうしても使いすぎてしまうという方の場合は、この利用限度枠を最初から自分の生活レベル以上に使えないように引き下げてしまえばOK。20万円や10万円といった金額まで下げておいてしまえば、よほどのことがない限りクレジットカードを使いすぎて困ってしまうこともなくなりますので、自分に対する自制につなげることが出来ます。

ただあまりにも引き下げ過ぎてしまっても不便:

ただこの利用限度枠なんですが、あまりにも使いすぎないようにと引き下げすぎてしまうと、必要な家電や家具購入時に困ってしまうこともあります。もちろんそういう時には都度、利用限度枠を引き上げる審査をお願いすれば良いのですが、なにかと利用限度枠を増やすためには面倒な手続きを行う必要性があるので、最初から利用限度枠にはある程度はゆとりをもった金額に設定しておいてくださいね(利用限度枠の一時的な引き上げ方法はこちら)。

クレジットカードの利用限度枠の解説はこちら

2.クレジットカードを複数枚、持たない:

クレジットカードをどうしても使いすぎてしまうという方は、クレジットカードを複数枚持たないほうが無難です。理由としては複数枚持つことによる節約効果以上のデメリットがあるため。

クレジットカードを複数枚持つことによるデメリットは主に下記の通りです。

デメリットが発生するケース 解説 
支払日がバラバラになる クレジットカードを複数枚もつと、支払日がバラバラになってしまうことで、一体いくら分、クレジットカードを無駄遣いしてしまったのか?がわかりにくくなってしまいます。 
合計金額がわからなくなる クレジットカード利用を分散させると、1枚1枚のクレジットカードの利用金額が少なくなるため、自分が無駄遣いしていることにすら気付かなくなります。
利用明細書が複数枚になる 複数枚所有すると1ヶ月、どのくらいのクレジットカード利用をしたのかという合計金額が、1枚の明細でわからなくなります(月の利用金額がわからない)。
利用限度枠がそれだけ増える 利用限度枠10万円のクレジットカードを複数枚持つと、それだけでその枚数分だけ10万円使えるようになってしまいます(3枚なら30万円まで使える)。結果として、自制がきかない場合には買い物してしまうことになります。 

しっかりと管理ができる…という方にとっては、クレジットカードを複数枚もつことは節約をする上で大きな効果があるのですが、そういった管理が苦手で自制することが出来ないという方にとっては複数枚所有は百害あって一利なし。出来る限りクレジットカードを1枚にまとめて、利用明細書を1枚にしてしまうほうが無難です。

 3.クレジットカードを持ち歩かない:

家計を気にする暮角べんり君クレジットカードをどうしても使いすぎてしまうという方は、敢えて普段からクレジットカードを持ち歩かないというのも手です。これなら当たり前ですが、クレジットカード払いで高い買い物を無計画にしてしまうこともありません。 

こう説明すると、『それじゃクレジットカードを作った意味がないんじゃない?』と思われるかもしれませんが、実際にはクレジットカードなんて持ち歩かなくても電気代やガス代といった公共料金の支払い、携帯電話料金の支払い、モバイルスイカなどのオートチャージなどには問題なく利用することが出来ますよね。

こういった毎月かならずかかってくるであろう固定費をクレジットカード払いにすることで得られる恩恵は大きなものがありますので、クレジットカードを持つと無駄遣いしてしまう意思の弱い方は、せめて固定費の支払いだけでもクレジットカード払いにしてみてくださいね(利用額に応じてポイントがしっかりたまります)。

項目 詳細 
クレジットカードを持たなくてもクレジットカード決済が出来るもの 電気代やガス代といった公共料金、NHK受信料、新聞代、固定電話代、携帯電話代、プロバイダー料金、モバイルスイカチャージなどなど
クレジットカードを持たないとクレジットカード決済できないもの 街にあるショップ、レストラン、ホテルなどなど 

尚、時々クレジットカードを使いすぎないようにするためには、公共料金などの固定費の支払い設定をしたのち、ハサミを入れてクレジットカードを処分してしまえ!という記述をしているサイトを見かけますが、基本的にこの行為はクレジットカード会社の規約違反にあたります。

実はあなたの手元にあるクレジットカードは、あくまでクレジットカード会社から借りているものに過ぎないため、勝手に処分してしまうと問題になるのですね。 気をつけて下さい。

通販サイトにクレジットカード情報を登録しない:

普段の買い物ではクレジットカードをあまり使わないけれども、ボタン1つでどんどん買い物ができてしまう通販では、ついついクレジットカード払いをしすぎてしまう…という方も多いと思います。たしかに最近ではアマゾンでも楽天でも、ボタン1つでクレジットカード決済が完了してしまう簡単購入が導入されており、ついつい不要なものまでも通販で購入してしまった…なんてことも多いのではないでしょうか?

こういった場合の対策方法としてお薦めできるのは、通販サイトに自分のクレジットカード情報を登録しないこと。これにつきます。

こうしておけば、通販で買い物をする度にクレジットカード番号や有効期限、名義情報などを入力する必要性が出てくるので、一旦冷静になって買い物をするかどうかを見つめ直すことが出来ます。また、クレジットカード情報が登録されていないと、前述の簡単購入についても利用することができなくなりますので、楽天やアマゾンの罠にはまらないで済むという利点もありますね。

正直、面倒だとは思いますが、自制が効かないという方はこういった方法も是非、導入してみてくださいね。

クレジットカードを使いすぎないようにする方法 心理編:

 次に、強制的にクレジットカードを使えないようにする方法ではなく、心理的にクレジットカードを使わないようにする方法をまとめてみました。自制心がまだ少しは残っているという方は、こちらを活用ください。

4.現金払いと一緒だということを忘れない:

暮角べんり君クレジットカード会社側が出した統計データによると、現金払いのみしか受け付けていなかったお店でクレジットカード払いを導入すると、客単価が10%増える…というものがあります(すいません、裏付けデータ見つけられませんでしたが、クレジットカード会社社員がよく口頭で説明する内容です)。

そういった利点があるためにお店側はクレジットカード払いの導入を決めるわけですが、これって裏返せば私たち一般消費者は現金払いで買い物をするよりも、クレジットカードを使って買い物をする時のほうが高いものをついつい購入してしまうということなんですよね。これにどうにか自制をかけないと、自分の収入レベル以上にクレジットカードを使いすぎて借金が貯まり…という悪循環に陥ります。

支払い時に現金をイメージしてみる:

そこで個人的にお薦めしたいのは、クレジットカード払い時に現金をイメージしてみること。

例えば3万8000円の買い物をクレジットカードでする時には、財布の中から福沢諭吉の1万円札を3枚、夏目漱石の1000円札を8枚、レジに出す感覚を想像してみてください。たったこれだけの想像をするだけで、『あ~、自分は今、この商品を買うために大金を支払っているのだな~』という感覚を思い出すことが出来るはずです。

クレジットカード払いだけだと、場合によってはレシートを渡されてサインをしろと言われるだけなので、お金を払っている感覚に乏しくなってしまいます。そうではなく、出来る限り毎回、お札を財布の中から出して支払いをしているイメージを持つことで、現金払い同様にクレジットカードを使えるようになってくださいね。

VISAデビットカードという選択肢もある:

それでもクレジットカードを使いすぎてしまうという方は、VISAデビットカードに切り替えるという方法もあります。

VISAデビットカードとは、クレジットカードとは異なり、買い物をした瞬間に指定の銀行口座からお金が引き落とされる仕組みのカードのこと。クレジットカードは口座残高が例え0円だったとしても買い物ができますが、VISAデビットカードは口座残高が買い物した金額以上残っていなければ、買い物が出来ません(結果として使いすぎない)。

比較項目 詳細 
クレジットカード 支払いは先延ばし。銀行口座残高が0円でも買い物が出来る。 
VISAデビットカード 支払いは同時。銀行口座残高が0円だと買い物が出来ない。 

 ただ個人的に感じるデメリットとしては、クレジットヒストリー構築が出来ないということ。ちょっと難しい話なので割愛させていただきますが、クレジットヒストリーの重要性は今後、更に増していくものと思いますので、VISAデビットカードを持つくらいであれば、3番目に紹介させていただいたクレジットカードを持ち歩かないという方法を利用してみてくださいね(固定費の支払いはクレジットカード、外ではVISAデビットカードでもOK)。

5.リボ払いをするくらいなら買わない:

 クレジットカードを使いすぎてしまって、どうしようもなくなるケースにリボ払いを無計画に利用してしまうというものがあります。特に昨今では、クレジットカード会社も利益が見込めるリボ払いをとにかく利用者に使ってもらおうと、様々なキャンペーン押しをしてきている現状があるため、ついついポイント欲しさでリボ払いを使いはじめてしまった…なんて方も多いのではないでしょうか?

しかし断言すると、無計画なリボ払いの利用は破滅への第一歩。毎月、クレジットカード会社に支払っても支払ってもリボ払い残高が全く減っていかない状況になってきたら、もうその先は消費者金融にお世話になる以外ありません。

リボ払いをするくらいなら、最初からクレジットカードなんて使わない。一括払いのみでクレジットカードを利用すれば、余程のことがない限りクレジットカードで破産することなんてありえませんので、お金に困っていない&借金生活に入りたくないのであれば、ポイントが魅力的だろうとリボ払いだけは絶対に使わないようにしてみてくださいね。

6.利用明細書を毎月確認する:

弁護士風の暮角べんり君2(当クレジットカードサイトのキャラクター) 最後は当たり前のことを。クレジットカードを使いすぎないようにするためには、毎月の利用明細書だけはしっかりと確認するようにしてください。そうすれば、自分がどれだけクレジットカードを使って買い物をしているのかということが、一目瞭然でわかるようになります。

最近ではWEB明細と呼ばれるインターネット上でしか確認することが出来ない利用明細書も増えていますが、このWEB明細を利用してしまうとよほどしっかりした方でなければ毎月きちんと明細書を確認することをしなくなります(確認しなくてもカードを利用できてしまうため)。そのため、もし可能であれば郵送による利用明細書の送付に切り替え、きちんと手元に明細書が届く仕組みを採ったほうが、総合的に無駄遣いや使いすぎを防ぐことが出来るはずです。

すでにリボ払いなどを利用してしまっている方は、月々の返済額と未払残高がどのくらいあるかも、月に1度はきちんと確認するようにしてみてくださいね。見たくない気持ちもわかりますが、確認することが返済への最短距離になるはずですから。

まとめ:クレジットカードは健全に利用すれば素晴らしいツール:

以上、クレジットカードを使いすぎてしまう!という方への6つの対処法はいかがだったでしょうか?自分をコントロールすることが出来ないという方は強制編のほうを、自分を少しはコントロールすることが出来るという方は心理編のほうを是非、実践してみてくださいね。

クレジットカードは健全に利用すればこれ以上ないくらい便利で、それでいて節約にも貢献してくれる素晴らしいツールです。是非、もっともっとクレジットカードのことを知っていただいて、健全に利用してくれる方が増えてくれば、今現在、世の中に溢れている『クレジットカード=怖い』といった考え方も、少しは変わっていくのではないかな?と思いますね。

クレジットカードで不幸になる人が1人でも減るように、引き続き情報発信をし続けていきたいと思います。

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